みなさんこんにちは。
分室では既にお知らせをしているのですが、12月の医学生のつどいが滋賀県で行われることが決定しました。
今回は「障害」をテーマに全国の医学生や医師、医学生担当者とグループディスカッションをしていきます。
みなさんぜひ一緒に参加しましょう!
さて本日は第2木曜日ということで、全職種学習会が行われました。
演題は、民医連の若手職員が中心となって、ひとりぼっちの職員をつくらない!を目標に活動しているジャンボリー(通称:JB)と宮田医師からそれぞれ発表がありました。
普段は各都道府県内で活動を行っているのですが、全国の仲間が集まる全国ジャンボリーと地方ごとに仲間が集まる地協ジャンボリーを2年に1度ずつ開催しています。
今年は石川県で行われた、地協ジャンボリーに参加した職員のみなさんから報告がありました。
3日間行なわれた今回のジャンボリーでは、大きく4つのテーマに分かれて学習を行ってきたそうです。
過去に石川で起こった災害から、現在の医療において必要な視点であるSDH(健康の社会的決定要因)まで幅広い分野について学びがあったとのことでした。
宮田医師からは、医療従事者だけでなく地域住民も巻き込んでのカンファレンスの実践についてポスターセッションでの発表がありました。
実は6月のプライマリケア学会でも発表されていたのですが、院内でもさらに活動について知ってもらおうということで再度発表をされることに。
住民の方にも参加していただいてのカンファレンスで宮田医師が感じたのは「医療従事者の当たり前が地域住民にとっての当たり前ではない」ということだそう。職員の方からいただく感想にも「医療従事者として、当たり前とは何かをしっかり分けられる力をつける必要があると思った」「倫理観の考え方というのは違う立場の人と話し合わないと分からないので非常に興味深い取り組みだと思いました」とあるように、今一度、地域の方から求められていることとの乖離がないようにしていくことが必要だと考えさせられました。
そが