〜まずは研修医のご紹介♪〜 

高塚淑子 研修医   TOSHIKO Takatsuka


滋賀医科大学 

津生協病院にて現在初期研修2年目

趣味はバラの育成、刺繍。

好きな食べ物はスイーツ、すき焼き。

嫌いな食べ物はなし。

チャームポイントは刺繍から哲学まで,興味や経験値の幅が広め。

当院を選んだ理由は、研修内容が素晴らしい。


※初期研修医の振り返りを、当ブログの「研修医のこと」カテゴリに一覧としてアップしています。そちらもあわせてどうぞ

2017年12月01日

ハンセン病について知っていますか?

おはようございます。
今日からいよいよ12月が始まりましたね。
先日、昼食会の後に学生と「年齢を重ねるほど1年が過ぎていくのが早いよね」という話をしていました。
私も、高校より大学、大学より今の方が1年があっと言う間に終わっている気がします。
2017年も残り1ヶ月、最後まで1日1日を大切にやり残しの内容にしたいですね。

話は変わりまして…
昨日は、東海地区で私たちと同じように学生担当をしている方々と勉強を兼ねて静岡にある国立駿河療養所に行ってきました。
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静岡県御殿場市にある岩波駅からタクシーで5分ほど走ったところに国立駿河療養所はあります。
この療養所はハンセン病という伝染力の弱い病原菌による感染症の患者さんたちが生活をしたり、治療を受けたりするところとなっています。皮膚や末梢神経を侵し、知覚麻痺を起こすことが特徴で、「痛い」「暑い」「寒い」といった感覚を感じなくなると教えていただきました。
またこの療養所ができた経緯として、治療ということを目的にハンセン病の患者さんを地域・社会から隔離することが含まれていたとお聞きし、それを考えると、想像以上の山の中にあったことも納得できました。
学習の中でDVDを視聴したのですが、そこに出ておられた患者さんはハンセン病にかかり、10歳からこの療養所で暮らしているとおっしゃっていました。他の資料などを見ても発病した時点で、親から「この家を出て行ってほしい」と言われ、帰ってくることは許されなかったそうです。他にも、実名を名乗ることも許されない、結婚をしても子どもを産むことも許されない、治る病気なのにそれまでの差別や偏見から療養所をでて暮らすことも許されないなど、私たちが生きていることからは想像するに耐え難い苦痛や苦悩があったのだと思います。
患者さんであるということのもっと前の段階、人としての権利を奪われたことに対する切なさややるせなさをとても感じさせられました。
医療講座でも口にしていましたが、患者さんである前に1人の生活者としてその人を捉えること。
その人やその人の生活にとって医療者としてどう向き合っていくのかぜひ医学生のみなさんに考えてほしいと改めて思います。
またどこかのタイミングでみんなでディスカッションできたらいいですね。
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そが

posted by 医学対 at 10:55| 三重 ☔| Comment(0) | 担当者のつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする